鳴門の町並み

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鳴門の町並みについて





鳴門市は、大化の改新の頃には阿波国板野郡に属し、室町時代には細川氏が、戦国時代には三好氏が阿波を支配。市内には撫養城・木津城・土佐泊城などが築かれるなど遺跡も数多く残されております。
また江戸時代には、淡路島からの玄関口として撫養港から現在の三好市池田まで続く撫養街道が整備され、江戸中期以降、撫養街道を通って四国八十八箇所の一番札所に向かうお遍路さんも多く歴史的な街並みの面影があります。
鳴門海峡に面した銀砂畑で栽培されるさつまいもや大根は、わかめや鳴門鯛などの海産物と同様に高い評価を受けています。
 



鳴門の阿波踊り


夏の風物詩、先陣を切って盛大に
鳴門市の阿波踊りは、毎年徳島県内の先陣を切ってスタートします。 太鼓や鉦、笛の音とともに「ァヤットサー!ァヤットヤット!」という掛けが聞こえてくると夏の始まりを感じる人も多いです。 「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」というフレーズがあるように飛び込みで参加できるにわか連も阿波踊り期間中毎日参加できます。

なると第九


戦時中に国境を越え育まれた友好の楽曲
1918年6月1日に鳴門市板東俘虜(ふりょ)収容所において、ドイツ兵捕虜によるベートーヴェン「第九」交響曲がアジアで初めて全曲演奏されました。 ドイツ兵捕虜と地元民との国境を越えた 心温まる交流は鳴門市の誇りであり、毎年6月の第1日曜日に県内外から合唱団員が合流して国際色豊かに第九の演奏会を開催しております。

大麻比古神社


大昔に阿波国を開拓した神様「おおあささん」
延喜式内社に記載され、今から1100年くらい前の時代からある阿波国の代表的な神社の一つ。ご神木の「楠」は樹齢1000年で鳴門市の文化財に指定されております

一番札所 霊山寺


四国お遍路のスタート地点
真言宗の宗祖弘法大師によって開創。 阿字五転(発心・修行・菩薩・涅槃・利他)の法則によって四国の東北の角である鳴門市を発心(出発点)としたためといわれています。 すべてのお寺を巡ると八十八の煩悩が除かれ、ご利益・功徳が得られるといわれています。

れんこん畑とこうのとり


鳴門のレンコン畑では美しい風景の中でコウノトリを見ることができます。蓮の花とともに舞い上がるコウノトリは、その風景に特別な魅力を添えています。鳴門市大津町では、自然と人々が調和した環境がコウノトリの保護と観察に最適な場所となっています。運が良ければ番い(つがい)でみるこができるかも。